夢の途中ブログ

プライドの柔らかいところを

私が一番輝ける場所✨

一人飯がなかなか好きだ。

これが歳を重ねるにつれ本当の孤独へと代わり「誰でもいいから一緒に食卓を囲んでくれ」と願うようになるのだろう、なんてことが頭をかすめるがそんなことはどうだっていい。そういうことは歳を重ねてから考える。

一人でファミレスに行って、底辺YouTuberの動画についた囲いコメなんかをおかずに白米もりもり食べて、そういうのがいいじゃないですか。

財布に入ったお金全部使う勢いでローストビーフ丼セットなんか頼んでね、全然ローストビーフの乗ってない丼が運ばれて来るから早々に血のついた白米だけになって、親に教えてもらった食事マナーなんか全部忘れてスマホ片手に白米をかきこむの。好きなんですよこれが。

隣でファミリーが賑やかに食事してたりするともう最高じゃないですか。ちっちゃい子がお子様ランチなんかをね食べてると「くぅ〜〜オイラってば孤独〜〜」って感じがしますよ。最高ですね。


実際私は両親もいればかわいいかわいい妹もいて、全然孤独じゃないんですけどね、そういうのが好きなんですよ。

太宰治みたいなことですよ。
伝わりますかね、この例え。


女子校に6年間もいて、親にそこそこ大切に育てられるとこういう人間が出来上がる可能性があるってことです。

そんな私の趣味の一つが松屋一人飯をすることです。


毎日松屋だとか、毎日一人飯だという方には怒られそうな話ですけど決してバカにしてるわけじゃないんです。

外食で松屋に連れて行かれたことが無かったものですから、初めて行ったのがそもそも一人でした。というか今まで誰かと行ったことがない。


行くときは決まって夕食を食べに行くので22時〜21時くらいが多いですかね。塾の帰りとか塾の授業と授業の間とかに行っています。

それこそ帰りのサラリーマンだとか、今日初めての食事…もしかして今週初めて?みたいな方がいらっしゃるわけです。ファミレスにいたような層はあまりいませんし、ましてや制服姿はなかなか見かけません。


そういう中で一人で牛丼食べるのは風情があると思いませんか。
もうあの時間あの瞬間の自分が最高に好きなんです。最高にかっこよくてかわいくて孤独でしびれませんか。私だけですか。まぁそれならそれでいいんですけどね。

夜の松屋では私が大抵1番に若いし、そこそこ注目されます。そんなの松屋くらいですよ。私が1番輝ける場所は松屋なんですよ。


まだ部活をやっていた頃はよく牛丼を食べながらネタ出しをしていました。

ネタ出しなんて言ってもただボーッとしてるだけなんだけど。たまに浮かんだらメモ帳に書いたりとかして、でも結局後から見たら全部使いものにならなかったりとかして。

メモ帳だしてボーッとしていたら「なにしてんの?」と声をかけられた時がありました。

これまたなかなかオツなおじ様でして、"空き缶を集める仕事の方"という感じで、というか本当に空き缶が詰まった袋を持っている人だった。

「小説のネタを考えてるんです」

「おっ、手伝ってやるよ。オレ昔作家目指してたんだよ」


というわけでそこからしばらく二人でネタ出しをしました。おじさんが出すネタはグロすぎたり反社会的だったりしてとてもじゃないけど使えませんでした。
 

もうなんかさ〜〜〜すっごく良くないッスか〜〜〜?????

私のつまんない人生の中でこの出来事がすごくキラキラしてるんです。




一人で松屋にいるだけでちょっと注目される年齢を過ぎるまでは暫く時間があるようなのでまだ通うつもりです。